「やりたいことを見つける」よりも「満足していない」今の環境を変えることの方が先決

働き方、生き方
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俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。

僕は、社内失業という出来事をきっかけに会社を退職することを本気で考えました。

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俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。 なぜ、僕が新卒で入社した会社をたった1年で辞めることになったのか。 そして、なぜ25歳で音楽で食べていくという道を目指すことになったのか。 退職すると踏み切るまでの過程を、その時の心境を...

漠然と「音楽で食べていきたい」、「個人で仕事をしたい」というやりたいことはありましたが、明確なプランは持っていなかったので、なかなかすぐにやめられませんでした。

しかし僕はまず現状を変えないとなにも始まらないと思って、スパッと退職をしました。

退職してフリーで働いている今では、あの時にプランを立てる必要はなかったなと思っています。
その理由は以下にて。

 「仕事に行きたくないな」というストレスに多くのエネルギーを使ってたから

プランなしに会社を辞めた最大の理由はここです。
とにかくこの「仕事行きたくないな」というストレスにエネルギーを使っていたからです。

人間の脳は1日に数万回、無意識のうちに自問自答しているんです。「仕事行きたくないな」と感じていたら、頭の中ではこの言葉がずっと流れています。

こんな状態だから、なんだかだるいような、頭が疲れたようなそんな感覚になります。

やりたいことを模索していたら、「音楽で食べていきたい」、「自分で個人で仕事をしたい」という想いが湧き上がってきました。

しかし、頭がストレスの方に引っ張られてちゃんと考えられませんでした。休日でも間近に迫る平日の5日間が気が気じゃありませんでした。

「また明日から続くのか…」と。

だから、僕はまず会社を退職して、このネガティブな状態から脱しました。

「やりたいこと」はそう簡単に見つからないから

今いろんな「やりたいこと探し」の本が巷に出ているから、すぐに簡単に見つかるみたいな感覚がありますが、結局はそう簡単に見つかりません。

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「これやりたいことかも!」と閃いて案外行動してみると、違うことだったりします。

思いついて、行動してみての繰り返しです。

しかし、会社にいると「やりたいこと」を試す時間は限られてしまいます。「会社にいながらでも時間はとれるでしょ?」ってよくいわれましたが、僕は人間そんなに器用にできていないと思っています。

会社員の片手間くらいの時間で、そして気持ちが中途半端のままでは本質は見えてこないと思っています。僕は会社員をしながら、しばらく自分のやりたいことを探すのもアリかなと思いましたが、それに費やす時間が少なすぎるということで会社をまず辞めました。

まず辞めてみないと、プランの立てようがないと気づいたから

まず、辞めて自分が走り出さないと計画もへったくれもないということに気が付きました。

もちろん、一文無しになるのは嫌だったので、自分も「ライターをして食いつなごう」とか「ブログを書こう」といったことは決めてました。しかし、それよりも細かい計画なんて立ててませんでした。

だって、ライターやフリーランスの業界事情は飛び込んでみないと分からない部分もあるし、そんなのやってみないと分からない。

だから計画はあらかじめ作る必要はないと思ったのです。

ネガティブな要素を全て取り払って、行動しやすい環境を整備する

「逆算して行動」「まず計画を立てろ」という世間の常識に囚われていませんか?

別に、計画を立てるのは一つの手段でしかないんです。行動しながら、計画を立てていくのも一つのやり方です。その時々によって、適切な方法は変わります。

まずは、ネガティブな要素を全て取り払って、自分が行動しやすい環境にする。ここが重要なのではないかと思います。

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|