僕が、ADDの症状を改善するのに実際に効果のあった手段を紹介していく連載記事です。
久々の連載記事の更新です。
※もちろん、人によっては個人差があるのでご了承ください。
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「改善記録」という連載で書いているので、やや矛盾していますが(笑)
僕が、ADDの症状に1年半ほど向き合ってきましたが、改めて振り返ってみると、実はほとんど改善していないことに気が付きました。
これだと、誤解を生む表現になってしまうのですが、もっと分かりやすく言えば、症状が出る前に食い止めることを意識するようになったということです。
症状を改善するより、「症状が出ない環境作り」を行おう
自分のADDの症状が出やすい環境や状況を把握することがとても大切です。
「ADDの症状を根治する」という考え方ではなく、「もう性質なので仕方ない、出やすい環境から遠ざかり、水際で防ごう」という方向に考え方をシフトするということです。
「よく忘れ物をする」「電車を乗り間違える」「ケアレスミスを何度もする」こんな状態に出くわす度に、自己嫌悪に陥ってしまいますし、改善してもっとできる人になりたい、そんな気持ちも僕もありますが、
改善という行動をすれば、結局、自分の症状を否定することが伴います。
つまり、自己嫌悪に陥るということです。
改善に躍起になるよりは、その症状が出ない環境や状況を作り出す方がよいのです。
自信がついて、前向きになる好スパイラルを作り出せる
上でも書きましたが、改善って行動は、下手したら自分の自信を下げかねない行為です。
改善をしていくには、自分の欠点(症状)を否定し、理想の自分になるという過程を踏むためです。
メンタルが強い人は良いのですが、僕はメンタルが弱いので、この方法だと自信喪失になって心が折れてしまいます。
メンタルがあまり強くない人は、もう割り切って改善せずに、症状が出ない状態を作り出す工夫をするのが良いと思います。
そうすれば、自分の欠点(症状)を否定する機会を減って、自己肯定感が強くなり、前向きになれるようになると思います。
僕はそうやって、何とか自己嫌悪の状態から、自己肯定できる状態までにもってくることができました。
まとめ
まとめると…
- 症状を改善するよりも、症状が出ない環境や状況を作ることを意識する
- 改善したい症状と向き合う時間を減らして、自己肯定感を上げる(自分を信じられる力を蓄える)
です。
以上、参考にどうぞ。
俵谷 龍佑
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