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若い人も是非読んで欲しい「生活保護 知られざる恐怖の現場」という本について

time 2016/11/30

若い人も是非読んで欲しい「生活保護 知られざる恐怖の現場」という本について
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生活保護のニュース記事を読んでいて紹介されていたのが、この「生活保護 知られざる恐怖の現場」という本。

さっそく購入してみました。

生活保護とは?という話を中心に書かれている入門書かと思ったら、読んでみたら生活保護の実態がありのままに記されていたノンフィクション暴露本でした。

かなり読み応えありました。実態が本当にひどすぎて言葉にならないものばかりでした…。

今回は、「生活保護 知られざる恐怖の現場」の中から、僕が印象に残った部分をピックアップして一部紹介したいと思います。

そもそも生活保護とは?

生活保護とは、そもそもどういうものなのでしょうか?

厚生労働省のサイトに掲載されている文章によれば…

資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。(支給される保護費は、地域や世帯の状況によって異なります。)

制度の趣旨
生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。<厚生労働省公式HPより>

つまり、「お金がなくて困っている人は、健康な生活ができるようにお金を給付して支援しますよ」という制度ですね。

この部分覚えておいて下さい、のちほどまた使うので。

生活保護は受給するのが難しい

話は変わりますが、生活保護についてどんなイメージ持ってますか?

僕は、生活保護と聞くと、「不正受給」「働かずに楽している」というイメージを少なからず持ってしまっていました、この本を読むまでは。

まず結論から言うと、生活保護を受けることは全くラクではありません。むしろ、大変です。

どのくらい大変かといえば、審査には以下のようなことをしないといけないからです。

  • 持ち家、預金、生命保険等の財産は全て使い果たさないといけない
  • 預金通帳、過去の経歴など全てのプライバシーが丸裸にされる
  • 親族、関係のある人に通知、扶養などの連絡が何度も行く 等

上にも書いたように「僕(私)は貧乏人です」と本気で証明する必要があるのです。

こんな過酷な審査をしてまで、不正受給をするには到底割に合わない、そのため、不正受給の割合は限りなく少ないと本書では書かれていました。

ほとんどの方が生活に困窮して最後のセーフティネットとして使っています。

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しかしそんな方にも、実は生活保護が行き届かなくなっている現状があります。

生活保護の支給額の削減が断行されているから

というのも、生活保護の支給額の削減が自治体レベルで断行されているから。

ここでさきほど書いた、「お金がなくて困っている人は、健康な生活ができるようにお金を給付して支援しますよ」という部分に戻るのですが…

おかしいですよね、なぜか生活に困窮している人も受給できなくなっているのです。

実際に、受給しにくる時点で「ギリギリの状態」であることも多く、残金600円といった状態も少なくありません。

そういった状況なのに受給できないのです。

どのような形で、この生活保護の受給が断られているかといえば、「水際で暴言を吐いて追い返して申請さえさせない」、「なんだかんだ理由をつけて申請書を受け付けない」、または正当な理由なしに理不尽に「受給停止」をするなど、本当にひどい実態です。

この本書にも書いてあるように、もちろん中には親身になって相談に乗ってくれる人もいます。

しかし、こういったケースが多いというのが実情だそうです。

もちろん、生活保護申請拒否も予告なく受給停止にするのも全て「違法」です。

生活保護を受けても、貧困から抜け出すのが困難になるという現実

じゃあ、生活保護を受ければ万事OKかといえば、そうでもありません。

生活保護下にある人の生活指導、自立指導を行うはずの「ケースワーカー」が生活保護受給者に対して、パワハラを働く、自立指導をしない、生活保護を打ち切るという実態があるからです。

こういった状況により、「就労できない」「精神的に追い詰められて生活保護を辞退してしまう」「命の危機にさらされる」ということがあるのです。

こうなれば、医療費や就職活動費用がかかり、一向に貧困から抜け出せません。

まとめ

と、「生活保護の実態」についてちょっとだけ紹介しました。

僕がこの本を読んで思ったこと。

それは、誰もが生活保護を受給する可能性があるということ。

本書では、生活保護を受給するケースとして、病気になった、ブラック企業によって精神疾患になった、離婚したなどはケースとして挙げられていました。

どれも人ごとではないですよね、明日は我が身なのです。

健康で無事にいられる僕達ができること、それは常に「健康を維持」し、そして「貯金」「考える力」「稼ぐ力」を蓄えておくことだと思います。

「生活保護の実態」について更に詳しく知りたいという方は…

今日、紹介した「生活保護 知られざる恐怖の現場」をどうぞ。

▼今日紹介した書籍はこちら▼

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著者

俵谷龍佑(タワラヤリュウスケ)

俵谷龍佑(タワラヤリュウスケ)

「社内失業」になり、1年で大手企業を退職。その後、ADD(軽度)が発覚。 それを機に、「強みを伸ばす」の重要性に気付き、向いてない事を諦めてやりたいことだけやる人生を目指す。28歳、作曲も歌も未経験という状態から、昔からの夢「音楽で食べていく」ことに向けてようやく本気で取り組み始める。今は、まだ作曲中、歌練習中で、音楽では食えてません。フリーライターで生計を立てています。 [詳細]