おれじなる

「どうせ自分なんか」から「こんな自分でも」へ導くブログメディア

【書評】「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んだ感想

time 2016/11/21

【書評】「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んだ感想
スポンサーリンク

久しぶりに、本をまとめ買いしまして、その中の1冊がこの「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」でした。

常々、自分の仕事のスピードは遅いと思っていて、だいぶ昔に比べたら改善していますが、まだまだなので、ノウハウ本を久々に購入しようと目に止まったのがこの本でした。

僕が読んでよかったな、印象深かったなと思った部分をピックアップして紹介したいと思います。

質にこだわりすぎず、とにかく作る

この本では、一貫して「質にこだわらず、とにかく手を動かす」「納期を厳守する」ことが語られていました。

会社で仕事を依頼されると、つい「期待に応えなきゃ」と勝手に自分で仕事の質におけるハードルを上げてしまいます。

しかし、そうやっていると「このままだと怒られる、やり直しをいわれる」といった強迫観念に追い詰められてしまい、結果的に徹夜をして無理やり終わらせて、質の低いアウトプットになってしまったりします。

仕事とはそういうものです。どんなに頑張って100%のものを作っても、振り返ればそれは100%ではなく90%や80%のものに見えてしまうのです。言い換えれば、100%のものは、そんなに簡単に作れるものではないのです。<「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」より>

とこの書籍にも書かれているように、そもそも100%のアウトプットを出すのは難しいのです。

現状、100%だと思っても、実はどこかにミスや穴や矛盾があったりするのです。

「ラストスパート志向」から脱却する

納期内に、100%のクオリティの仕事をするために必要なのが「ラストスパート志向」から脱却するということです。

ラストスパート志向とは、この本にある言葉をかりると、「最初はのんびりしていても、最後に頑張ればなんとかなるという姿勢 」という意味になります。

この書籍では、残業や徹夜といった非効率な状態から脱却する方法として「ロケットスタート時間術」を紹介しています。

ざっくり言うと、

スポンサーリンク
  • 作業時間の最初の20%(10日だったら最初の2日)で仕事の90%を終わらせる
  • 20%でどうしても終わらなかった場合、納期の延長を交渉する

納期に近いほど、焦りや失敗に対する恐怖が頭を駆け巡って、パフォーマンスが落ちます。

だから、最初の2日で気合を入れて終わらせてしまった方がいいんですね。

この本でも書かれているように、かなり時間を巻けるので、その後にゆとり(バッファ)を作ることができ、その仕事の質を上げることにも、さらに他の仕事も余裕を持って仕事に取り組むことができます。

一つの仕事に集中して他の仕事を割り込ませない

仕事のスピードを落とす原因が、「マルチタスク」になりすぎることです。

一つの仕事が終わらないうちに、メールの返信や書類整理といった細々としたタスクに手を付けてしまうことで、結局、納期ギリギリになってしまい、次にする予定だった仕事のスケジュールにもしわ寄せが来てしまうのです。

この話が示しているのは、「あなたの仕事はメールを素早く返信することではなく、仕事を終わらせることである」ということです。こうして言葉にするとずいぶん当たり前のことのようですが、「仕事のメールには即レスしろ」といったげんせつに惑わされ、これに気づいていない人は多いのです。<「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」より>

と「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」でも、メールを早く返すことよりも、仕事を素早く納品することの方が重要ということが語られている通り、メールを早く返すことにさほど価値はありません。

なので、一つの仕事が終わりきるまでには、その仕事以外はしないと決めて仕事をするのが大切です。

まとめ

この本のタイトルを見ると、仕事術について書かれているように思いますが、どちらかといえば「心構え」や「マインド」について多く書かれていました。

つまり、「心構え次第で仕事のスピードをあげられる」ということですね。

この本は、どちらかといえば、ビジネスの堅苦しい書き口というよりは、著者の経験やエピソードを元に書かれていて、ビジネス書が苦手という人でも読める本だと思います。

「仕事のスピードが遅い」「いつも、ギリギリにならないとやる気が出ない」という人にはおすすめです!

スポンサーリンク

著者

俵谷龍佑(タワラヤリュウスケ)

俵谷龍佑(タワラヤリュウスケ)

「社内失業」になり、1年で大手企業を退職。その後、ADD(軽度)が発覚。 それを機に、「強みを伸ばす」の重要性に気付き、向いてない事を諦めてやりたいことだけやる人生を目指す。28歳、作曲も歌も未経験という状態から、昔からの夢「音楽で食べていく」ことに向けてようやく本気で取り組み始める。今は、まだ作曲中、歌練習中で、音楽では食えてません。フリーライターで生計を立てています。 [詳細]