フリーランスで一生仕事に困らない人は、マネタイズを工夫している

書評
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フリーランス2年目になり、初心も忘れた頃、当時作った計画書を見たら「なんだか今よりも冴えたこと書いてあるな」と過去の自分に落ち込みつつ、手にしたのがこの本。

▼購入した書籍がこちら▼

この本の中で中核として語られていた、フリーランスが身につけたほうが良い「マネタイズ」について書いていきます。

専業ではなく、小規模の事業を複数持つ

この本では、専業で仕事を回していくのは危ないということを述べています。

というのも、例えば、世の中の流れが変わった時にその仕事がなくなってしまったならば、収入は全部ゼロになってしまうから。

今は、IT化が進んでいるから、たとえ弁護士でも、デザイナーでも、仕事がなくなる可能性を持っています。

そのために、この本では今やっている仕事から派生できるものを考えて、「複業」にすることをすすめています。

例えば、僕が今やっているライターの仕事だったら…

【新しく増やせる領域】

  • 記事の添削
  • ライター育成講座
  • 新しいサイトやメディアの立ち上げ
  • SEOコンサルティング

と、これだけ出てきました。結構ありますね。

「教える仕事」を選択肢として検討する

前段にも書いた通り、専門に特化しきるよりは、ある程度「複業」として仕事を展開する方が事業としては安定します。

たとえ、どんな仕事をしていても、最も手早くできる展開が「教える仕事」です。

これは、どういう人がターゲットになるかといえば、「全部自分でやりたいから、スキルを教えてもらいたい」という人。

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例えば、税理士で「顧問契約」としてのマネタイズしかない場合だと、「発注したい人」でないと、契約につながりません。

しかし、「教える仕事」をすれば、「発注したいほどではないが、税金関係で困っている人」と出会うことができます。

教える仕事をすれば、今までとは違う層のお客さんと出会うキッカケを作ることができます。

戦略的に仕事を選ぶ

この本では、戦略的に仕事を選ぶ方法が書かれていました。その一部を紹介します。

  1. 影響力がある仕事
  2. 単価の高い仕事
  3. 自分にしかできない仕事
  4. 自分が楽しめる仕事
  5. 自分を成長させてくれる仕事

この本では、特にこの中でも、「自分を成長させてくれる仕事」が重要だそうです。

こなすだけの誰でもできる仕事を「お金を稼ぐため」と短期的視点で受注し続けていると、「受注→受注」の泥沼から抜けることができません。

いずれは、成長して新たな事業展開をしていく方が健全です。

自分がプレイヤーとしてずっと100%で生き残っていくことは、リスクです。

なぜなら、自分が倒れたら全てがゼロになるから。そのためにも、「複業」という視点と戦略的に仕事を選ぶことが大切なのです。

まとめ

読んでみた感想は、とても参考になることばかり。全てにマーカー引きたいくらいでした。

最後の二章使って、確定申告の方法とブログ開設方法を丁寧に紹介しているので、フリーランスなりたての人にも有用な書籍かと!ぜひどうぞー。

 

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|